2021年3月 8日

小児歯科は永久歯が生える前の乳歯の段階から考えるべきものです。始める時期が早ければ早いほど大きな効果を発揮するため、早すぎるうちからでもご検討いただくことをオススメします。

治療方針当院では、保護者の方に治療方針の説明をしっかりと行い、お子様の性格など細かくヒアリングを行います。その上でどういった治療方針が最適なのかを協議したうえでお子様の治療・診療を行います。

小さな頃に嫌な思いをすると「歯医者嫌い」になってしまい、治療が必要な状況でも歯医者に行かず状況が悪化するということになってしまうため、当院ではそうした思いをしないよう細心の注意を払っています。お子様がある程度の年齢であれば、お子様といえどもしっかりと治療の説明や、このまま放置するとどうなるのかなどを根気強く説明するようにしています。

ただし、嫌な思いをしないことだけに気を遣っているといつまで経っても口腔内を触れず治療できないといったことになりがちなので、そういった部分の線引きを保護者様と一緒に決めておきます。

ブラッシング虫歯になる原因の一番は適切なブラッシングができていないことです。

お子様お一人の場合にはまだまだ、しっかりとしたブラッシングが出来ない事が多いので、保護者の方による仕上げ磨きを行っていただくようお願いしています。

それと合わせてお子様自身へのブラッシング指導も行います。模型を用いて、ブラシの「握り方」や「歯への当て方」など細かく指導していき、健康な歯を維持できることを目的にしています。

フッ素コーティングお子様の場合、大人と比較してどうしても食べ物や口腔内の管理が難しい事が多々あります。

そのため、診療ごとに歯を虫歯になりにくくするフッ素コーティングを行っており、虫歯になりやすい奥歯の溝は予め樹脂で埋めてしまうシーラントを行うことで健康な歯を長期間にわたって維持できるように努めています。